垂れ乳

手術名：乳房縮小術　（1,100,000円）

(1)手術方法について

垂れ乳の手術は余分な乳腺組織や余剰の皮膚を切除して小さくお椀型に乳房を形作ります。乳腺を部分切除又は切除しなくても皮膚に張りが出るまで余剰の皮膚を切除する必要が有ります。その他に、乳頭の位置を上方に移動する必要があります。傷は碇型になりますが余剰な皮膚が多い程傷の長さが長くなります。

(2)麻酔について（硬膜外麻酔という方法で行います）

局所麻酔薬を使用致しますが、麻酔薬の中に血管収縮剤が入っているので注射後少し脈拍が早くなる場合があります、また手足に震えが来る場合がありますが、異常ではありません。

血圧低下作用や呼吸抑制があります、そのほかに体質的に薬が合わない場合も有りますので異常（息苦しくなったり、吐き気)を感じたら我慢しないで直ぐに言ってください｡

術後に頭痛が発生する場合があります。(約１週間で消失いたします)

(3) 傷の治癒過程について

傷は約１０日で治癒します、内出血や体液貯留により胸部に打ち身のような青あざや腫脹が発生する場合がありますが約３週間で消失いたします。（この治癒経過はかなり個人差がありケロイド体質の人の場合は最初の傷の範囲を超えて傷が盛り上がってきます)

乳頭を中心として部分的な感覚異常が発生する場合があります。

皮膚かぶれを起こしやすい人は、傷口の絆創膏跡がシミになりやすいので気をつけて下さい｡

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